境界線確定測量について

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境界線確定測量について

あなたの大切な土地と暮らしを守るため、境界標を設置しましょう。

境界確認について

  • 土地の境界を確認する場合は、その土地に隣接するすべての土地所有者(または管理者)の方との確認が必要です。
  • 既設の境界標などが存在する場合にも、その境界について、関係者の方々がお互いの境界として確認していることが必要です。
  • 道路・水路に接する土地の境界を確認する場合は「道路・水路の境界立会」が必要です。
    1. 隣接土地所有者の方の確認を求める場合 あなたの土地と道路・水路との境界線は隣接土地の道路・水路との境界線にもなり、影響を及ぼすからです。
    2. 対面土地所有者の方の立会を求める場合 あなたの土地と道路・水路との境界線が道路・水路の規定幅員の起点となり対面土地の道路・水路との境界線に影響をおよぼすからです。

境界標設置の重要性を知っていただくために

近年、権利意識の高まりに伴って、土地の境界に関するトラブルが増加しています。
境界に関するトラブルは、境界標が周知されていないことや、境界が不明なために生じます。

境界標の意義

しっかりした境界標が設置されているところはともかく、木や垣根などでおよその位置はわかっていても、垣根を作り直したり所有者が変わったりして、正確な境界点がわからないために、隣地の方とトラブルが起きることがあります。
境界が不明ということは、その土地が現地において特定できないということです。あなたの大切な財産を管理するためには、境界点に永久標識を設置して、維持管理することが大切なことです。

自分の土地は自分で管理

自分の土地は登録されているから大丈夫と考えている人が多いようです。ところが、現地に境界標が設置されていないためにお隣との付き合いが不仲になったり、紛争にまで発展することもあります。
永久標識は、物理的にも精神的にも大きな支えになります。

境界標設置の5つの効用

  1. 境界問題の予防になります。 境界標によって境界が明確であれば、境界紛争は生じません。
  2. 財産の侵害防止になります。 境界標によって、自分の土地の範囲が第三者からもわかるようになっていれば、侵害の予防になります。
  3. 売買や相続が迅速に行えます。 境界標によって土地の形状や面積が明確であれば、売買や相続を迅速に行うことができます。
  4. 正確な地図の基礎となります。 境界標を設置することは、登記所の地図に自分の土地を正しく表示する基礎になります。
  5. 不動産登記制度の充実につながります。 境界標の設置は、正しい登記、正しい地図の基礎となり、不動産登記制度を充実させ、安全な不動産取引につながります。